日本酒度?酸度って?日本酒の味わいを表す指標なんです!どむろくは日本酒度-24、酸度2.0の濃醇あまくち
2024年07月14日
店頭にお越し頂いたお客様からよくいただくのが、
「普段ほとんど飲まないからどんなものを選べばいいかわからない💦」というご相談です。
普段からよく日本酒を飲む人でもラベルを見ただけではどんな味わいか判断するのは難しい。。。
飲まない方からしたらもっと???ですよね!
「かわいいラベルで甘くて飲みやすそう!、と思ったら想像より飲みごたえしっかり系だった!」
「渋かっこいいラベルで辛口系かな?、と思ったら濃厚甘口とろとろ系だった!」
そんな経験もたのしい日本酒選びではありますが、
大まかに味わいのヒントがあったら嬉しいですよね!
「日本酒度」と「酸度」
ほとんどの酒造で公開されているこの2つの値、
販売店様でもプライスカードなどに表示されていることが多いです。
日本酒度は主に辛口、甘口を判断する指標です。
プラスに寄るほど辛口、マイナスに寄るほど甘口とされています。
((日本酒の比重を表す数字ですので、普通の水を基準にした場合、
糖分などのエキス分が含まれれば含まれるほど液体自体は重くなります。
プラスになるほど糖分が少なく辛口、マイナスになるほど糖分が多く甘口ということになりそうです!なるほどむずかしい!))
酸度は、日本酒に酸味・旨味をもたらしてくれる有機酸という酸があるそうで、この含有量を相対的に示している度数だそうです。
少ないほど(0~0.5程度)キレがよく淡麗に、多いほど(3.0以上)芳醇で濃厚になるそうですよ!(1.3から1.5は平均値だそうです~)
日本酒度が+で酸度が低いと「淡麗辛口」、
日本酒度が-で酸度が低ければ「淡麗甘口」、
日本酒度が+で酸度が高いと「濃醇辛口」、
日本酒度が-で酸度が高いと「濃醇甘口」、と大まかに判断できるのです!わかりやすい!
実際に、遠藤酒造場のお酒の日本酒度と酸度を見てみましょう👀✨
日本酒度-26、酸度1.5 意外とキレよし?ほどよい酸のとろとろ甘口!「純米どむろく」
渓流 どむろく 純米 720ml どむろく 遠藤酒造場 (keiryu.jp)
濃い濃いの甘口かと思いきや!
発酵由来のシュワシュワ感も相まって意外とキレがいいんです✨
お肉料理と合わせると最高です💯
日本酒度+16、酸度1.2 遠藤酒造で一番の日本酒度!すっきり系でおすすめは「渓流 極辛」
渓流 極辛 720ml 精撰 遠藤酒造場 (keiryu.jp)
スッキリ辛口で一番のおすすめ!
辛さの中にも米の旨みも感じられる、日本酒の妙ですね✨
名前のインパクトも相まって、辛口好きの方へのプレゼントに多く選ばれています!
日本酒度-12、酸度3.0 高リンゴ酸酵母で爽やかな甘みと酸味を実現!「彗DE KOCK-PARASKEVOPOVLOS純米吟醸」
彗DE KOCK-PARASKEVOPOVLOS 純米吟醸 720ml 彗 遠藤酒造場 (keiryu.jp)
長野県で生まれた「高リンゴ酸酵母」を使用🍎🍏
本物のりんごは一切使用していないのに爽快感のある酸味と心地よい甘さが感じられます♫
飲み飽きと無縁の爽やかさなので、食事との相性もばっちりです◎
今回、日本酒度と酸度に着目してあらためて遠藤酒造場のお酒を比較したのですが、
酸度が0.9以下のものがないことがわかりました👀✨
お米の旨みや味わいを大切にする、杜氏の気持ちがあらわれているようです(^^*)
味わいのヒントになる日本酒度と酸度ですが、
そうはいっても難しいのが日本酒、、、、!
遠藤酒造場の店頭にお越しの際は、スタッフへお気軽にご相談くださいね👏